安藤忠雄氏設計のTIMESは京都三条河原町の高瀬川沿いに建っています。

TIME'Sの設計概要

TIMESの設計は、安藤忠雄氏によるもので、一期・二期にわったって計画された商業施設です。

近年日常から遠ざかりつつある「川」を人々の生活に関わるきっかけとすることをコンセプトに設計されました。

三条河原町

京都の東西に通る三条通りと、南北に通る河原町通りの交差する地点は、「三条河原町」と呼ばれます。

三条通りの鴨川にかかる橋は、「三条大橋」といい、江戸時代は五街道のひとつで東海道につながる橋として、大変重要な道として位置付けられていました。

石造りのデザインは今でも歴史を感じることのできる観光地の一つです。

高瀬川

1611年、江戸時代の初期に物流用として工事された人工の運河です。京都の中心部と伏見を結ぶことを目的に造られ、1920年まで約300年間京都から伏見までの水運に用いられました。運搬に用いられた船が「高瀬舟」ということから、「高瀬川」という名前になりました。

現在は、高瀬川沿いの四条通ー五条通や二条通ー御池通の間にかけてライトアップされていたり、春には桜の名所となることから京都の観光地として、人気のスポットです。

また、高瀬川の三条から四条周辺は飲食店や飲み屋などが密集しており、夜には大変賑わい、京都の中心地の一つとなっています。

TIME'Sの外観

高瀬川のスケール感に合わせて、敷地全体を水面レベルまで下げており、建物のテラス部分は、高瀬川の水面上に浮かんでいるような印象を与えています。

建物の構成は、地下階1階・地上階2階で、周りの建物よりもかなり低い高さに設計されており、川のスケール感と合ったデザインとなっています。

TIME'Sの店内

コンテンツの入る店舗空間は、ヴォールト屋根のかかったシンプルな形状で設計されていますが、その他の空間どうしをつなぐ階段や廊下などが半外部空間となるように設計されており、立体的な路地空間を演出しており、様々な角度から川を眺めることができるように設計されています。