正面に張り出す杉の地獄組が特徴的なデザインのカフェが、太宰府にあります。

このスターバックス太宰府天満宮表参道店の改修設計を担当したのは、新国立競技場の設計でも有名な、建築家の隈研吾氏です。

スターバックス太宰府天満宮表参道店の設計概要

店内は間口7.5m奥行き約40mの長細い、ちょっと広めな長屋のように、奥に広がっており、それに続くように、約2000本もの杉の角材の木組みが店内を覆っています。

ファサード

 

太宰府天満宮への参道沿いに位置しており、お参りの前に寄っていくお客様がちらほら見受けられました。

太宰府天満宮の表参道に開放的で、木組みが人を店内へ引き入れるように張り出しています。

店内

隈研吾氏改修設計 スターバックス太宰府天満宮表参道店 杉の地獄組建築

木組みが、カウンターサイドの壁面と床を避けるように、店内を這っています。

また、入り口と奥は、どちらも全面ガラスになっており、視線が抜けていきます。その奥には、観賞用の庭があります。

木組み

スターバックス太宰府天満宮表参道店 隈研吾 内装 地獄組

ねじれるように斜めに組まれながら、光と風が流れるような有機的な空間を作り出しています。

太宰府天満宮の歴史と、現代の技術を組み合わせた太宰府天満宮表参道店ならではのデザインとなっています。

スターバックス太宰府天満宮表参道店 隈研吾 内装 梅

太宰府天満宮といえば、梅。飛梅で有名ですね。

奥の窓からは、梅の庭が見えるようになっています。

残念ながらドアが付いていますが、鍵がかかっていたので、出ることができるのはスタッフのみらしいです。

しかし、店内からはしっかりと梅の花と光が入ってくるので、自然に囲まれながらくつろぐことができます。

飛梅

菅原道真(すがわらのみちざね)が、藤原時平(ときひら)によって、大宰府に左遷されるとき、道真の邸内の大切にしていた梅の木に「こち吹かば匂(にお)い起こせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」と詠んだので、その梅の木が天満宮に飛んできたという伝説です。

カウンター

スターバックス太宰府天満宮表参道店 隈研吾 内装 カウンターテーブル

カウンターも木が用いられており、スタッフが木組みのサイズを合わせてデザインしたそうです。

隈研吾さんが設計したのかと思うくらい、デザインが統一されていてびっくりです。

 

店舗情報

場所

〒818-0117

福岡県太宰府市宰府3丁目2−43

営業時間

8:00-20:00(変更の可能性もあるのでお確かめください。)