出典 https://archi.ru/world/2003/hozhdenie-po-vodam-v-botanicheskom-sadu

設計: ジョン・ポーソン
用途: 橋梁
所在地:Kwe,London
施工: 2004-2006

 ジョンポーソンのデザインは住宅や商店建築にとどまらず、架橋も手がけています。

 この美しい曲線美を放つSackler Crossingは、イギリスの首都ロンドン南西部のキューにあるキューガーデンの中心部の湖にかかっています。キューガーデンは王立植物園で、1759年に宮殿併設の庭園として始まり、今では世界で最も有名な植物園として知られています。

 2003年にはユネスコ世界遺産に登録されており、新種の発見などにも貢献し、研究所として機能しています。

出典 https://ameblo.jp/arcoating/theme-10001797003.html

 この橋は湖の水面からの高さが意図的に低く設計されており、自然的な曲線が湖の水面上に浮かぶ印象を作り出しています。

出典 https://archi.ru/world/2003/hozhdenie-po-vodam-v-botanicheskom-sadu

 デッキは花崗岩が使用されており、鉄道の枕木のように間隔をあけながら敷かれています。そして橋の両側の金色に輝く無数の線材は、銅ブロンズでできており、デッキの隙間に挟まるように、花崗岩とブロンズが交互に組み合わせられています。

出典 http://landscapeishankin.blogspot.jp/2011/03/sackler-crossing-kew-gardens.html

 特徴的なデザインをしていますが、人工的な印象は与えず自然に溶け込んでいます。

出典 http://bordenparkspot.blogspot.jp/2011/03/pawson-kew-bridge-railing.html

 夜には光を放ち、また違った印象を与えています。橋の側面を伝う光が、宮殿併設の庭園の高貴なイメージを作り出しています。

このkewにあるSackler Crossingは気軽に行ける場所ではないですが、ジョン・ポーソンによって手掛けられた作品は沖縄などにもあるので、彼の『美』を見に行ってみるものいいかもしれません。