大学4回生にもなると卒業後2級建築士を受けるかどうか迷う時期に突入するかと思います。

建築士の資格がなくても設計業務に携わることは可能ですが、自分の名前で建築確認申請することができないため、あったほうが嬉しいものです。

しかし、建築士試験対策まで教えてくれる大学は少ないように思います。

そのためまずは、2級建築士の試験がどんな内容なのかご存知ない人のためにおさらいです。

2級建築士の試験とは

試験内容と時期

学科試験(7月初旬)

  • 建築計画
  • 建築法規
  • 建築構造
  • 建築施工

製図試験(9月初旬)

木造建築orRC建築

建築士の製図試験は課題が発表され、その課題に沿って設計製図を行います。

課題の種類は大きく分けて木造建築とRC建築に分かれており、どちらが出るのかは課題が発表されるまでわかりません。

しかし、製図の課題は木造→木造→RCの3年のサイクルで回っているため、ある程度予想して対策を立てることはできます。

平成30年 RC

平成29年 木造

平成28年木造

平成27年RC

平成26年木造

平成25年木造

合格基準

60%以上の得点

  • 建築計画(満点25点)
  • 建築法規(満点25点)
  • 建築構造(満点25点)
  • 建築施工(満点25点)

合計 60点以上/100点

※ただし、一科目でも平均点を下回ると不合格になるので、どんなに高得点科目があっても、満遍なく点数を取れるようにしなければ意味がありません。

 

秋頃になると大手資格学校がモニターバイトとして大学生を集め始めるので、資格学校の営業の人と関わりが多くなるかもしれません。

モニターバイトはものすごくお金が良いので、資格学校に入る気があるなしは別に、参加はするべきです笑

大手の資格学校でいうと、総合資格学院と日建学院です。それぞれにメリット・デメリットがありますが、今回は割愛します。

資格学校の他にも、建築専門学校が一般人向けに開講している講座やU-canなどの通信教育など様々な勉強方法があります。

大学にいるときは建築士の受験に関しての情報が入ってきにくいこともあり、選択肢に迷うことも多いと思いますので、2級建築士の受験に関して、おすすめの勉強方法を紹介します。

2級建築士のおすすめの勉強方法

建築士の試験内容は少し変わり、新傾向の問題が出るようになりました。

そのため、資格学校に通った方が良いのかなと思われるかもしれまんせが、

おすすめの勉強方法は、

学科試験→独学

製図試験→独学では厳しいがそこまで高い講座に入る必要はない

できることなら日建学院の学割

がおすすめです。

学科は独学で十分、不安ならできるだけ安い講座

2級建築士の試験は、独学で十分です。

これは新傾向が出た以降にも言えることです。

なぜかというと、2級建築士の学科試験は75%くらいは過去問と同じような問題が出るので、過去問をしっかり解いていると合格点には普通にのります。

残りの25%は?というと、その中には実際には資格学校でも習ってないような問題もあるため、そこの点数を取るためにはテキストの知識だけでなく、建築の予備知識をどれだけ持っているかに依存してきます。

そのため、普段から建築について幅広い分野の本を読んでいる人でないと満点を取ることはできません。

そうなると25%が不安要素になってきますが、初見の新傾向問題でも解ける問題も多いです。そのため、独学でも余裕で合格できます。

実際に、授業を受けても過去問から作った問題集を解かされるため、過去問をしっかり勉強しているかどうかが大切なのがわかります。

独学でも大丈夫とはいうものの、勉強していないと確実に落ちます。

過去問を最低でも2〜3周くらいはする必要があります。

それでも不安な人は、できるだけ安い講座に通うことをおすすめします。

資格学校によっては、2級建築士の学科講座が数十万するところがありますが、そんなにかける必要はありません。

おすすめは、建築専門学校の一般開講講座です。

なぜかというと、比較的授業料が安いのと、ここの講座は、大手資格学校のテキストを使って授業しているところが多いからです。

テキストが同じならどこも同じ授業をしているわけではありませんが、信用のあるテキストを使っているので、サービスが極端に悪いというわけではありません。

まあ、独学で大丈夫ですがね。

製図は独学では厳しい

製図試験は、独学で製図練習をしても自分では模範解答を見て答え合わせをすることが難しいと思います。

その理由は、学科のように選択肢が与えられているわけではないため、どこが採点ポイントになっているのか分からないからです。

どんなに頭がよくても製図試験がどこを見られているのか、またどう工夫すれば高得点を狙えるのかを知らなければ、独学で製図試験を通過することは難しいでしょう。

製図試験は、製図のコツやポイントを抑える必要があるため、講座を受けてやり方を教わることがベストです。

とは言っても、お金をできればかけたくないと思います。

かといって、受講内容がしっかりしていないのも不安だと思います。

信用があって、なおかつ金額が高すぎないところで考えると、個人的には全日本建築士会か日建学院がおすすめです。

全日本建築士会は製図の試験対策を開講しています。

基本的なことは教えてくれます。ただ、授業回数が少ないのが気になるところで、実際に受かっている人は多いですが、もっと詳しく教えてもらわないと不安!という人は全日本建築士会よりは金額が高くつきますが、日建学院がおすすめです。

合格者数で見ると、総合資格学院の方が少し高いので迷うところですが、2級建築士の製図試験は1級建築士ほど難易度は高くなく、授業の質よりも個人がどれだけ練習して製図の精度をあげれるかが問題になってくるので、価格の安い日建学院が良いと思います。

私の大学では実際に日建学院でほぼ全員2級建築士受かっているので、十分だと思います。(これを読んで日建学院に通って落ちても責任はとれませんが笑)

ただし、2級建築士の場合の話で、1級建築士に関してはまた変わってくると思います。

日建学院の学割プラン

日建学院は学割という制度を作っており、2級建築士に関して学生のうちに契約すると25万円程度で学科と製図のセット講座が受けれます。

これは社会人になってから製図試験対策講座のみを受講するよりはるかにお得になっています。

そのため、大学生のうちに契約する決心がつくなら、学割プランで日建学院を受講するが良いです。

このプランだと学科の講座もついているので、独学でも十分ですが、受けれるに越したことはないです。

 

ここまで読んだ方は2級建築士がそこまで身構えるものではないことがわかってもらえたと思います。

あくまで個人的な見解なので、これが絶対に正しいわけではないですが、参考にしてもらえると嬉しいです。

 

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