建築学科の中で、建築が好きな人はどれくらいいるのでしょうか。

そんなの建築学科なんだから、ほとんどの人がすきでしょ!と思うかもしれませんが、そうでもない気がします。(気がするだけかもしれませんが笑)

ここから、本の紹介まで長いので、どうでもいいから本が知りたい!と言う方は、読み飛ばして下さい笑

建築=設計ではない

建築学科に入る前、ほとんどの人は、

安藤忠雄のような新しいものを提案・創造する建築家になりたい、

誰かの家を作る仕事がしたい、

ビルみたいな大きな建築をつくる仕事に就きたい、

または、建築ってよくわからないけれど、もの作り・デザインに興味がある

といった気持ちを持っていたと思います。

入学して間もないときは建築に夢を膨らませて、建築旅行に行ったり、有名な建築家の講演会に行ったり、建築雑誌を眺めていたり、ほとんどの人が同じ志を持っていたと思います。

しかし、入学して少したった2回生の前期頃から、少しずつ建築に対する興味が薄くなっていく人が出始めます。

その理由は様々だと思いますが、例えば、

・建築以外の面白い分野を見つけた

・部活やサークル、学外の活動、学生団体に注力するようになった

・アルバイトが楽しくなった

・大学自体行きたくなくなった

・先生や友達とうまくいかなくなった

あるいは、

・自分に建築の才能がないことに気づき始めた

おそらく、建築から距離を置く原因で最も多いのが、最後の理由でしょう。

大学で建築を学ぶ者なら、必ずと言っても良いほど通らなければならないのが、設計の「実習」です。

毎回設計課題が出され、課題に沿った設計を考え、毎週担当の先生からのアドバイスを受けながら、案をブラッシュアップしくというもので、

そして最後に待ち受けているものが、最優秀、優秀作品の選定。

だいたいは、担当の先生が独断で選びます。

ここで選ばれるか選ばれないかが、モチベーションの分かれ目になります。

頑張ったら評価されてきた高校までの環境とは全く違い、良いものを作った人が評価されるという社会の縮図を突きつけられます。

しかも、回数を重ねるうちに選ばれる人は決まってきますので、どんどん自信がなくなります。

そうなると

「自分は建築には向いていないんだな」

と思うのは、仕方がないことなのかもしれません。

しかし、そう思ったことのある人に伝えたいことがあります。

それは、「設計だけが建築ではない」

ということです。

設計を嫌いになっても、建築は好きでいれば良いのです。

ほとんどの人が、建築=設計だと思い込んでいますが、広義で考えると、建築に関わる仕事の中で設計は一部なのです。

建築を嫌いになった学生にオススメの本

なぜこの本たちをオススメするのかというと、設計以外にも建築に関わる面白い分野があることを知ってほしいという気持ちからです。

この本を読んで、この分野で仕事をしてみたい!と思えたら、建築に対する熱意が再度沸き上がるきっかけになるかもしれません。

不動産

おしゃれな家や部屋を見るのが好き!という人にはぴったりな職業なのが不動産です。

不動産は主に建物や土地の売買、賃借の仲介をする仕事です。

これから新築需要が減っていくなか、建築の設計士よりも不動産を仕事とした方が儲かるかもしれません。

不動産の基本を学ぶ

正直不動産

デザイン

建築出身のデザイナーたちの本です。

一見建築とは関係なさそうですが、建築の合理性を学んできたからこそ、今の仕事につながっていると本人たちも言っているくらい、

建築学科からの進路としては王道です。

問題解決ラボ/佐藤オオキ

投資

建築を投資として見るなんて邪道だ!と思うかもしれませんが、実は高級マンションなどでは、建築物を投資対象として見るのはごくごく一般的なことです。

学生のうちから投資目的で建築を勉強しておくと、強みになること間違いなし。

リノベーション投資入門

99%成功する不動産投資