これから建築学科を受験しようかなーと思っている高校生のみなさんは、

建築を志すには物理が得意でないとだめなのかなというイメージが強いと思っていますよね。

たしかに、物理はめっちゃ使うし、物理が苦手だとかなりきついです。

建築の分野がどれだけ物理を使うのかは、建築士の試験内容を見れば分かります。




建築士の試験内容

2級建築士の試験内容

  • 建築計画
  • 建築法規
  • 建築構造
  • 建築施工

1級建築士の試験内容

  • 建築計画
  • 建築環境・設備
  • 建築法規
  • 建築構造
  • 建築施工

2級建築士の試験の中で物理を使う分野は、建築計画と建築構造、1級建築士の試験の中で物理を使う分野は建築環境・設備と建築構造です。

2級建築士の試験と1級建築士の試験の内容が違うのは、1級の建築計画と建築環境・設備が2級では建築計画としてまとめられいるためです。

物理を使う分野の問題がすべて物理を使う問題で構成されているわけではないですが、これを見ると、無視できない割合を占めていることは分かってもらえますでしょうか。

建築学科は基本的に建築士の試験を受験する際に知っておかなければならない内容と同じようなことを授業で習うと思って良いので、このような内容を入ってからは専門分野として勉強しなければなりません。

しかし、建築士の免許がとれる学科で物理を解かなくても入れる所もありますよね。

特に、二次試験で物理がないところは、たくさんあります。

物理を勉強せずに建築学科に入るとどうなるのか

大学は一人一人が自分で時間割を作るため、人によって受ける授業が異なります。

授業を受けて規定の成績以上を取れると、単位というものを取得することができます。

一般的には、90分授業×15回+テストやレポートの1授業で2単位もらえるので、卒業するにはこのような単位を4年間で規定の単位数取れれば良いということです。

好きな授業を受けることができますが、中には必修科目という必ずとらなければ卒業できないものもあります。

建築学科だと、建築士の試験に必要な分野の授業は必修科目になっていることが多いです。

そのため、物理を必要とする授業が必修の授業になってます。

おそらく物理を全く勉強することなく大学生になった人がこのような大学の授業を受けた場合、一回で単位を取得することは難しいかもしれません。

単位がとれなければどうなるかというと、卒業できません笑

しかし、単位を落としたから即留年になるわけではなく、次の年にも再度同じ授業を受けて単位が取れれば何の問題もありません。

何回落としても大丈夫なのかは、その授業の時期や大学の規定によりますが、真面目に勉強していて卒業できないほど単位を落とし続けることはまずないでしょう。



結局物理ができないのに入学しても大丈夫なのか

4年間以内に単位が取れれば、留年無しで卒業できるので物理を勉強しなくても、苦手でもとりあえず建築学科に入ってしまうという方法は一つの方法だと思います。

ただ、物理を必要とする授業は単位を落とす人が多いので、勉強しなければ卒業できない事態になる(留年)可能性は高まります。

とは言っても、大学の先生もそこまで鬼じゃないので、何回も単位を落としている生徒がいると助けてくれるはずです。

真面目に授業を受けてればそこまで問題ないでしょう。

物理が苦手で困っている人向けの参考書

入りたい大学にどうしても物理が必要なのに、物理が苦手だという人向けに、

超有名な物理の参考書を紹介します。

物理のエッセンス

物理のエッセンスは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

物理の問題を解きながら、物理の基礎が身につく参考書なので、物理が苦手な人から物理が得意な人まで幅広く使われている本です。

建築学科に入った後も、この本のレベルの基礎が身についていたら困らないでしょう。

分野によって本が分かれているので、全般的に物理が苦手な人は両方揃えましょう。

良問の風

こちらは物理のエッセンスをマスターした人向けの問題集である良問の風です。

これも有名な本なので、多くの高校生に使われています。

良問が揃っているので、難関大学を受験する人にも人気の問題集です。

ここまでできれば、建築の授業についていけないことはまずないでしょう。

最後に

大学で習う物理は基本的に高校で習う物理の応用であるため、高校の物理は本当に大切です。

可能なら入試で使わなくても物理をきちんと勉強しておきましょう。

とりあえず一旦入っても大丈夫ですが、受験が終わってから入学するまでに高校物理の内容くらいは勉強し直すくらいの気持ちは必要です。

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